引越しの見積もりは何社からでも取れますが、引越しを依頼できるのは1社だけです。
引越しの見積もりが出揃って、引越しを依頼する引越し業者を選ぶ時のポイントです。
引越し業者を決める時にチェックしてください。
引越しの希望、要望はちゃんと組み込まれているか
ほとんどの引越し業者の引越しの見積もり金額は流動的で、引越しの条件が変われば引越し料金も変わります。
引越しにおける条件とは日にちや時間、荷物の量など上げればきりがないほどたくさんあります。
引越しの見積もりの条件を1社だけ妥協したりしていませんか?
たとえば9月30日の引越しを希望して複数の引越し業者から見積もりを取ったとします。
ほとんどの引越し業者が100,000円の提示だったのに対して、1社だけ70,000円という引越し料金を10月1日ならという条件付きで提示してきたとします。
もちろん30,000円も安くなるのですから、とてもいいことなのですが、10月1日の引越しでもよいのなら、他の引越し業者にも初めから選択肢として与えるべきです。
でなければ、10月1日の引越しの見積もりを出してきたのは1社の引越し業者だけですから、他のどの引越し業者とも比較していないことになります。
引越しの条件を妥協すれば引越し料金は安くなります。
引越しの希望、要望は余裕を持って見積もりに望みましょう。
引越し当日までの流れをちゃんと理解できたか
引越しの見積もりは引越し当日までの打ち合わせでもあります。
「ラクラクコース」や「お任せパック」などの梱包(荷造り)付きの引越しでない限り、見積もりから引越し当日までの約1ヶ月間、あなたがやらなければならないことはたくさんあるのです。
見積もりのときの引越し業者の説明は充分でしたか?
引越しを前にして何をしたらいいか解らないあなたにアドバイスをするのも引越し業者の見積もりの大事な仕事のひとつです。
もしも、引越し業者の見積もりのときに引越しに関して説明を受けてもなお不安な部分が残っているなら、その引越し業者はたとえ料金が安くても選択肢から外すべきです。
ユーザーが引越し当日までの流れや引越し当日のことを理解できていない引越しでは、必ずと言っていいほど引越し当日、もしくは引越し後にトラブルが起こります。
見積もりの時には解らなくても、あなたが抱いている不安の部分は、引越し当日にトラブルとなってあなたに降りかかります。
引越しは綿密に計画してもうまくいかない事があるくらいですから、不安な部分は完全に消しておく必要があるのです。
引越しの料金は適正な価格か
自分の引越し料金は引越しが終わって自分で書き込みでもしない限り、インターネットのどこにも載っていません。
自分の引越し料金は実際に引越し業者から見積もりを取るまでわからないということです。
引越し料金の適正価格はどこで調べればよいのでしょうか?
引越し見積もり選べるドットコムのトップページにある「引越し料金の相場を見てみる!」で計算してみてください。
ざっくりとした計算方法ですが計算結果の最安値~最高値の範疇にあなたの引越し料金が該当していれば、引越し料金が高すぎることはありません。
厳密にはその引越しの適正価格を調べるために複数の引越し業者から見積もりを取っているわけですから、引越し料金が極端に高い引越し業者を選択肢から外せばいいだけです。