引越しに欠かせないのが荷造り。とても面倒な作業です。
家の中のものを全てダンボールに詰めて、運べるようにします。
引越しに備えて小物家財をダンボールに入れる荷造り作業について
引越し業者の荷造り付きオプションサービスを検討してみる
引越し業者には、ラクラクパックやフルパック、ラクラクコースといったオプションサービスが用意されています。
これは、荷造り、荷解きまで引越し業者がしてくれる、有料のオプションサービスです。
引越し業者に荷造り付きのサービスを依頼すると、とても楽な引越しになるのですが、以下の事柄が問題になってきます。
引越し業者に荷造りを頼んだ場合のデメリット
プライバシーが保てない状態で引越し業者の作業員が部屋に入る
引越し業者に荷造り付きの引越しサービスを依頼すると、当然のことですが部屋の中は普段生活している状態です。
普段生活している状態を誰かに見られることにストレスを感じるユーザーもいるでしょう。
引越し業者の作業員に直接、自分のものに触れられる
らくらくパック、フルコースなどの荷造り付き引越しサービスを依頼せず、自分で荷造りして引越しに臨めば、引越し当日、引越し業者の作業員が触るのは、家具、家電とダンボールだけです。
荷造り付きの引越しサービスを頼むと、当然、引越し業者が荷造りに来る時点では、家財はまだダンボールに入っていません。
荷物をダンボールに詰めるのが荷造りサービスですから、引越し業者の作業員が自分の家財に触ることになります。
運動会の後のように汗と埃にまみれた引越し業者の男性スタッフが、直接、自分のものに触ります。
家財が無くなる危険性が大きくなる
自分で荷造りした場合、小物の家財はダンボールに入った状態から引越し業者の引っ越し作業がスタートしますから、引越し業者の作業員はダンボールにしか触れません。
また、引っ越し作業中に引越し業者の作業員が荷物が入ったダンボールを開けることはありません。
ですから、自分で荷造りした場合、引っ越し作業中にダンボールの中の荷物が無くなることはまずありません。
引越し業者に荷造りまで依頼した場合、引越し業者の作業員を全て監視できるわけではありませんから、小物家財の所在を把握することはほとんどできません。
引越し後に荷解きをはじめたら思っていたのとは違うダンボールから出てきたという事も含めて、引越し業者に荷造りまで依頼すると自分で荷造りするのに比べて、小物家財を紛失してしまう可能性は高くなります。
自分でダンボールに詰めていないので、何がどこに入っているのか解からなくなる
引越し業者に荷造りまで依頼すると、引っ越しが終わって引越し業者がダンボールを積み上げて帰ったあと、すぐに必用なものを探し出すのが困難になります。
例えばテレビやエアコンのリモコン、ティッシュ、トイレットパーパーなど新居ですぐに使うものを探すために中途半端にたくさんのダンボールを開けて確かめなければなりません。
捨てたい物も詰められる
荷造り作業をしてくれる引越し業者の作業員は部屋の中にあるものは全て引越し荷物と認識していますから、部屋の中にあるものを捨てることはありません。
荷造りを依頼したユーザーからすれば、それは明らかにゴミでしょうと思うものでも引越し業者の作業員は丁寧にダンボールに詰めていきます。
例えば、引越し業者の作業員はゴミが入ったゴミ箱もゴミが入ったままダンボールに詰めていきますし、使い終わった紙皿や割り箸でも他の荷物を汚すことがないと判断したらダンボールに詰めます。
捨てたかった家財は荷解きをしながら新居で捨てることになります。
自分で荷造りするときの注意点
先送りにせず、早めに取り掛かることをお勧めします。
「引越しの前の日に徹夜になった」なんて話も少なくありません。
- ダンボールは多めに用意する
- 重いものは小さな箱に、軽いものは大きな箱に詰める
- 中に入っている物をダンボールを閉じる時に書く
- 使わないものから詰める

全ての収納の中身をダンボールに詰め終わったら、作業終了です。