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引越しのダンボールをもらうタイミング、時期

0-03引越しで使うダンボールの入手方法についてです。

引越し業者に引越しを依頼すると、ほとんどの場合荷造り用ダンボールをもらえます。

この荷造り用ダンボール、訪問見積もりのときに貰う事が多いのですが、なにも知らずにホイホイ受け取ってしまうとあとで大変なことになります。

ダンボールを貰う前に確認しておきたいことです。

ダンボールを貰うのは引越し業者を決めてから

引越し業者のほとんどが行っている無料のサービス「訪問見積もり」。

ユーザー宅を引越し業者が訪れ、荷物の量や建物の立地条件などを確認した上で引越しの見積もりを出してくれます。

訪問見積もりは正確でしかも最短で引越しの見積もりを取ることができるのですが、注意も必要です。

訪問見積もりの場で引越し業者はダンボールを置いて帰りたがる

引越し業者は訪問見積もりに来ると荷物を見ながら見積もりを作成します。

また、見積もりの作成と同時に引越し当日までのスケジュールを説明します。

この時、話は荷造りの仕方、割れ物の扱い、荷造りを終えるタイミングにまで及びます。

話を聞いたユーザーが、早速荷造りに取り掛かりたくなるよう誘導する場合も少なくありません。

引越しに不慣れなユーザーは荷造りが引越し当日までに間に合うかどうか不安になってしまいます。

そこで引越し業者は「無料サービスのダンボールを置いて帰るので、すぐに荷造りに取りかかれますよ」といった具合にダンボールを置いて帰ろうとするのですが、ここで注意が必要になってくるのです。

ダンボールを受け取ってしまうとキャンセルが面倒になる

訪問見積もりで引越し業者の話を聞いて、さらに見積もりの金額にも納得して、「この引越し業者に決めよう」ということでダンボールを受け取るのは構いません。

しかし、まだ他の引越し業者からも見積りを取る予定があるのにダンボールを受け取ってはいけません。

ところが、無料だと聞いて安易にこのダンボールを受け取ってしまうユーザーが多いのです。

確かにダンボールは引越し業者から無料で提供されるケースが多いのですが、この無料のダンボールは、あくまでも引越しサービスを引越し業者が受託した場合にのみ無料で提供されるものなのです。

もし、ダンボールを提供した引越し業者に引越しサービスを依頼しない場合、ダンボールは返却するか買い取ることになります。

返却するにもダンボールは重たく大きく嵩張り、一つにまとめて運ぶことは容易ではありません。

買い取るにしても、実際に引越しサービスを依頼する予定の引越し業者からも無料で提供されますから、全くの無駄になってしまいます。

引越し業者を決めてからダンボールを受けとる

訪問見積もりや無料で提供されるダンボールなど、引越し業者が提供するサービスは引越しをするユーザーにとって、とてもありがたいものです。

訪問見積もりは引越し業者がユーザー宅に直接来てくれますので、面倒な引越しの見積もりが簡単に取れる上、時間の短縮にもなります。

引越しにダンボールは必ず必要になりますから、引越し業者から無料で提供してもらえると、ユーザーはダンボールを調達する手間が省け、荷造りがしやすくなります。

引越し業者が無料で提供するサービス、訪問見積もりと荷造り用ダンボール、どちらも見積もりのタイミングで提案されるのですが、同じ無料のサービスでもこの二つは意味合いが異なりますから注意が必要になってきます。

訪問見積もりは引越しサービスを依頼するしないに関わらず無料です。

ダンボールはサービスを依頼した場合にのみ無料なのです。

複数の引越し業者から相見積もりを取るつもりなら、引越し業者を決めるまでダンボールを受け取ってはいけません。